ビジネス系マインドマッパーの川添(@kawazoezoe)です。
「マインドマップの初心者がさくさくマップを書けるようになるにはどうすればいいですか?」
とたまに質問をいただくことがあります。
はっきり言ってこれは数をこなすに尽きます。つまりひたすらトレーニングして自分なりにコツをつかんでいくということです。
とはいえ、「いきなり書け」と言われてもなにを書けばいいかわからない方もいるかと思います。
僕が初心者におすすめしているのは、以下の三つです。
- 読んだ本のレビューや要約をまとめる
- 受講したセミナーの要点をまとめる
- MTGの議事録をまとめる
以下、それぞれくわしく解説します。
初心者向け3つのトレーニング
❶ 読んだ本のレビューや要約をまとめる
初心者でも手軽に取り組めるのが読書のまとめです。
最初は目次をそのままMAPに反映することからはじめるのがおすすめ。なぜなら目次は「大見出し > 小見出し」といわゆる章と節によって論理的に整理された状態で構成されており、そのままマインドマップの構成としてそのまま当てはめることができるからです。
慣れてきたら自分なりに大事だと思うポイントを抜き出して、グルーピング(カテゴリ分け)するなどして整理していくと、自分だけのまとめMAPが完成します。
❷ 受講したセミナーの要点をまとめる
コロナ禍になってオンラインセミナーが一般化しました。玉石混交ではありますが、「玉」なセミナーを受講したときは、その要点をマインドマップでまとめると振り返りにも便利です。
マインドマップの形状は視覚に訴えるので、記憶も再現しやすくなります(すくなくとも箇条書きよりは)。
またMindMeisterのような他者とMAPを共有できるツールを使えば、Slack内のチームメンバーやSNSでシェアすれば感謝されます。他者からのフィードバックをもらうことで、さらにセンスが磨かれていきます。
❸ MTGの議事録をまとめる
上の2つとくらべて少しハードルが上がりますが、とくに仕事における実務でマインドマップを活用するときの登竜門として議事録の作成はうってつけです。
これまでWordやGoogleドキュメントに記録していた議事録をマインドマップに置き換えるだけでOK。
慣れてきたらMTGの参加者全員がスクリーンに映し出されたマインドマップをみながら議論をします。目の前のMAPに課題や決定事項がツリー状に可視化されていくため、ヌケやモレがないMTGができます。
好きこそものの上手なれ
基本的にマインドマップは純粋に書いていてたのしいです。ノートに箇条書きするよりも、論理的に整理され、つながりが可視化されているので爽快感もあります。
たのしいと思れば、だんだん好きになっていきます。一度好きになれば、習慣化しやすくなります。さらには論理的に考える思考力も同時に磨かれていきます。まさに「好きこそものの上手なれ」です。
まずはここで紹介した3つのトレーニング方法で徐々になれていき、企画書作成やプレゼン資料、顧客分析など、ふだんのビジネス業務にも活用の幅を広げていくとよいです。
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思考を整理するならマインドマップ
このブログは、世界で2,700万ユーザーのMindMeister(マインドマイスター)でアイデアを整理しています。自己分析、プレゼン資料、議事録など使い方は自由自在。