ビジネス系マインドマッパーの川添(@kawazoezoe)です。
このブログではタイムリーな情報はあまり発信しないのですが、内閣官房がなかなかユニークな発信をしていたのでメモとして書き残しておきます。
それがなにかというとこちら↓
デジタル改革アイデアボックス開設以降、先着1000件のアイデアをマインドマップ(情報をツリー状に構造化する業務分析手法)にまとめました!!
1001件目以降のアイデアも、マインドマップに随時反映していきます。
詳細はこちら→https://t.co/c4IIep59MP pic.twitter.com/AVrD5czkgo— 内閣官房デジタル改革担当 (@dxideabox) October 15, 2020
安倍さんから菅内閣に変わってから、急速にデジタル改革が進められています。
その過程で国民から直接アイデアや意見を募ろうと「デジタル改革アイデアボックス」なる意見箱をネット上に設置。集まったアイデア先着1000件をマインドマップ形式で公開したというもの。
現時点では、「マイナンバー」「セキュリティ」「健康医療」「自治体」「通信」「技術」などといった括りで整理され、PDFで公開されています。
この手の取り組みってせっかくアイデアを投稿しても、「きちんと受け止めてもらえているのか」疑心暗鬼になることがあります。
アイデアボックスもブラックボックスとならぬよう、現在の進捗を見える化するのはよい取り組みですし、マインドマップ形式だと情報に一覧性があるので、どんな意見や要望が挙がっているのか定性的な情報が、具体的に把握できるのがいい。
ついでに言うと、(デジタル式の)マインドマップのよいところは、あとから情報をどんどん追記できるところ。現時点のまとめ方もやや雑味感があるものの、随時わかりやすく精査していってほしいです。
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SNSでも評価する声も上っています。
- 寄せられた意見をマインドマップにまとめました、についてちゃんと見てくれてるんだという感じがしますので、良いフィードバックだと思います。
- アイデアをマインドマップにまとめられたことで関連性・類似性が分かり見やすくなったと思います。
期待の裏返しとしてこんな建設的な提案意見も。
アイデアをもう少し、違った観点で分析してマインドマップにしてほしい。根幹をなすアイデア(HowToがあるものや多くのアイデアを包含できるアイデア)とwish(あるべき姿、結果、希望)をその先に配置して区別する。
もちろん「単に出てきたアイデアをグルーピングして並べただけじゃん」といったつっこみもありそうですが、少なくとも自分が出した意見を「きちんと受け止めてもらえているのか」の猜疑心はかなり軽くなります。
世の中をよくしていくことに対して、国民が「自分ゴト」として捉える上での最初の打ち手としてはズレていないと思います。
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