ここ数年、学生のあいだでもマインドマップを勉強法のツールとして活用する人は増えています。
一人一台スマホを持つようになって膨大な量の情報が無料で手に入るのはよいものの、それを理解して覚えるためには自分なりに「整理」が必要となってくる。そのための最適な手法としてマインドマップが注目されているというわけです。
今回は「マインドマップ×勉強法」というテーマで、わかりやすく解説してされていた動画とそこで語られていたポイントを再現します。
マインドマップは「思考の地図」である
まずマインドマップとは「思考の地図」であること。アイデアや情報が放射線状に広がるかたちをしており、論理的に整理された状態にある。箇条書きよりもそれぞれの関連性が一目でわかる。
人間の思考は同時に四方八方へと広がっていく。マインドマップはその思考様式を再現して書いていくノート法である。
👇たとえば「りんご」と連想すると、まずこのような単語が思い浮かぶ。
👇さらにそれぞれを深掘りしていくことで、複数の要素について構造化することができ、情報の整理に役立てることができる。
また勉強法だけでなく、プロジェクト計画や段取りにも活用することができる。
マインドマップが効果的な理由
❶ 脳にやさしいノート法
「マインドマップ=思考地図」であるため、なにかを覚えるとき思考の流れを再現していることになる。そのため、
- 覚えやすい
- 理解しやすい
- 記憶に残りやすい(思い出しやすい)
の「思考の三効果」が期待できる。
そもそも人間の思考は、「想像(イメージ)」と「連想」の2つをかねそなえている。ゆえになにかを覚えたいときにはこの2つを活用することが重要である。
❷ 記憶術のノウハウが盛り込まれいる
マインドマップはもともと記憶術として開発されたものであり、なにかを覚えたいときに効果を発揮する。
記憶術にはいくつかの種類がある。
「連想記憶法」
- ストーリーで覚えると記憶に定着しやすくなる。
- たとえば、「自転車・りんご・かばん・カエル」といったランダムな単語を覚えるときには、「自転車のカゴにりんごがたくさん入っていたが突然カエルが飛び出してきた」と、無理やり物語にすることで記憶に残りやすくなる。
「階層化」
- かたまりで覚えた方が記憶に残りやすい「チャンキング(チャンク法)」のこと。
- たとえば、電話番号「0345628890」は「03-4562-8890」など一定のルールを設けることで覚えやすくなる。
「場所法」
- よく知っている場所に覚えているもののイメージを置く。
- 「記憶の宮殿」とも呼ばれ、マインドマップも地図として情報を配置することから場所法としての記憶がなされます。
❸ 復習が効率化する
- マインドマップには一枚で多くの情報をまとめることができる。なのであとで見返すときに、いちいち膨大な文章を見直す必要はなくなります。
- これにより復習するスピードが格段に高まることで、結果的に時短にもつながり勉強の負担も少なくなる。
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思考を整理するならマインドマップ
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