ビジネス系マインドマッパーの川添です。
このブログではマインドマップに特化した情報を発信しています。ここ数年でとくに学生さんからのアクセスも増えているんです。
用途としては、もっぱら就活やインターンシップ時の自己分析ツールとして使っているとのこと。
マインドマップの何がいいのか?
さらに彼らから話を聞いてみると、おもに以下の理由でした。
- 「芋づる式」に情報が出てくる
- 論理的に整理される
- スマホやダブレットでも使えるアプリがある
あと少数派ですが、こんな回答も得られました。
- まこなり社長やメンタリストDaigo氏が絶賛していたから
- 使っている姿がなんとなくかっこいいから(意識高い系?)
言語化することで軸が定まる
求人サービスの「Wantedly」のサイトにも、就活生がマインドマップを使って自己分析をしていると記事がありました。
【21卒の就活術の前編を公開🎉】#就活 の軸や気をつけていたこと、使った就活サービスTOP3などを21卒に伺いました🎉
■見どころ
①自己分析はマインドマップ②会社の雰囲気を掴むため面接回数を増やした
③TODOよりもTOBEを考える
#21卒 #22卒 #23卒▼詳細はこちらhttps://t.co/tWl2Zg2zRj
— Wantedly | ウォンテッドリー (@wantedly) February 4, 2021
以下、本文より引用。言語化することでモヤモヤがなくなり、やがては自分の軸も定まっていくようです。
——どのように自己分析をして就活の軸を決めていったのでしょうか?
中谷さん 自己分析はマインドマップを使って行いました。まず、絶対にやりたくないことを書き出しました。やりたいことをひたすら探すより効率的ですし、なによりミスマッチを防げます。そして色々な人の話を聞きました。ただ聞くのではなく、表を作ってもやもやするポイントや共感するポイントを言語化し、場合分けしました。そうすることで、興味あるところでもモヤッとしたり、興味ないところでも共感したりしていく中で自分の軸が定まっていきました。
おすすめのマインドマップツール
マインドマップってたくさんあるけど、どんな「ツール」を使えばいいのか?
個人的におすすめなのが、
- PC以外にもスマホでも使いたいなら「MindMeister(マインドマイスター)」
- タブレットに手書きで描きたいのなら「Notability(ノータビリティ)」
あたりでしょうか。
マインドマップ自己分析の手順
「手順や使い方」については、ネットにたくさん情報が溢れています。
中でも朝日学情ナビの動画が参考になるかと。以下、僕なりの解釈もふくめ簡単にまとめてみます。
①「自分」を中心に広げていく
まず自分を「中心」にして、そこから自分関する情報の「枝」をのばしていきます。思いついたまま書いていきましょう。
②「なぜ」で深堀りしていく
次にそれぞれ出たトピックスに対して「なぜ」の問いかけをします。5W1H、とくに「WHY(なぜ)」に着目してどんどん深堀りしていきます。
そうしているうちに、自分が意識していないことに気づけたり、言語化または視覚化されていきます。
企業が採用活動で重視するのは、その人の人柄や価値観です。「なぜ」のところに背景として、自分はどんな人間なのか?が反映されています。
裏を返すと、自己PRをする際に学生時代に単にやったことを羅列するだけでは評価につながりません。自分がどんな人間なのか、そのエピソードを交えて話すことで人柄が伝わります。
それらを掘り下げて知るツールとしてマインドマップが有効です。
志望動機作成にもマインドマップが有効
志望動機を考えるときもマインドマップが有効です。
中でも自分の興味から視野を広げるやり方がおすすめ。たとえば「本が好き」だとすると、単純に「本好き=出版」と考える学生は多いです。
それはそれで問題ないが、必ずしも出版だけにこだわる必要もないということが、下のマインドマップが言えます。
つまり、本には周辺に関連する業界や仕組みなどが連なりあっています。
単なる「点」だけにとらわれることなく、視野を広げて関連するものを思いつくままに書き足していくことで、自分の興味の範囲にも気づくことができます。
その興味の範囲は、自分にとっての「可能性の範囲」とも言えます。
あなたに最適なマインドマップツールを。
思考を整理するならマインドマップ
このブログは、世界で2,700万ユーザーのMindMeister(マインドマイスター)でアイデアを整理しています。自己分析、プレゼン資料、議事録など使い方は自由自在。