ビジネス系マインドマッパーの川添です。
「マインドマップツール、たくさんあってどれを選べばいいかわからない」といった相談をよく受けます。
そこで今回は、「感覚」と「機能」の【2つの評価軸】を用いて僕の主観で選んだツールを紹介します。
「感覚」で選ぶ
使っていて心地よい、シンプルで直感的に操作できるといった「感覚」で選ぶパターンです。とにかくなにも考えずにマインドマップを書くことだけに集中したい人におすすめです。いずれもWEBブラウザでオンラインで使うものが多いです。
代表的な感覚系ツール
❶ MindMeister(マインドマイスター)
2007年リリース、ユーザー数も2000万人に達しようとしている最大手のツールです。操作にストレスがなく、僕自身もふだんからメインで使っています。とくに複数メンバーによるチームで共有して使うのに最適です。
❷ coggle(コグル)
ポップなデザインはすこし癖あるかもしれませんが、むかしから静かな人気を誇っています。チームコラボもかんたんに行えます。
❸ Brainio(ブレイニオ)
とくにエンジニア界隈で人気があります。マークダウン記法でブラウザ上でサクサク書けるのが最大の特徴です。マークダウン式にメモを書きながら自動的にマインドマップ化されていく心地よさを体感できます。
「機能」で選ぶ
いろんな機能を使いたい、いろんなオプションメニューや素材を使いたいといった欲張りなユーザーには「多機能」タイプのツールがおすすめです。これらはおおむねPCにインストールして使うものが多い印象です。
代表的な機能系ツール
❹ Xmind(エックスマインド)
マインドマップツールの定番として知られています。上で紹介した❶MindMeisterと人気を二分している感がありますが、機能面で選ぶならXmindに軍配があがります。
❺ MindMaster(マインドマスター)
テーマやクリップアートが豊富なツールです。プロジェクトとタスク管理もこなせるので幅広く活躍してくれそう。❶と名前が似ているため混同しないようご注意を。
[番外編]「両方いいとこどり」で選ぶ
感覚と機能の両方をいいところどりしたようなツールもあります。それぞれメリットやデメリットもありますので、用法用量を守って正しくお使いください。
代表的な両方いいとこどり系ツール
❻ miro(ミロ)
僕自身、「コロナ時代の神ツール」と崇めているのがmiroです。もともとRealtime Boardというサービス名でしたが、昨年リネームして一新し、スタートアップやクリエイティブ界隈でよく利用されています。
マインドマップの機能も実装されており動きもスムーズですが、ひとつ難点なのが作成したトピック(枝)の伸縮ができないことです。
❼ Whimsical(ウィムジカル)
マインドマップのほか、ワイヤーフレームやフローチャート、付箋など会議に必要な基本機能が高速で使うことができます。miroと同じくデザインが洗練されており、使っていて心地よさを実感できます。
いずれも2020年12月現在の情報ですので、最新情報は各サイトにてお確かめください。
またWEBブラウザで使えるオンラインマインドマップツールを下記にて一気呵成に紹介していますのでこちらも参考に。
あなたに最適なマインドマップツールを。
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このブログは、世界で2,700万ユーザーのMindMeister(マインドマイスター)でアイデアを整理しています。自己分析、プレゼン資料、議事録など使い方は自由自在。