ビジネス系マインドマッパーの川添(@kawazoezoe)です。
クライアントの課題解決のために日々勉強を重ねていますが、今回は頭の中が整理され集中力も増すテクニックである【ひとりごと学習法】について紹介します。
これはメンタリストDaigo氏のベストセラー『超効率勉強法』の中でも取り上げられており、頭の中が整理され集中力も増すほか、自分にからめて考えることで一気に理解度がアップする効果があるといいます。
勉強の内容が身近になる
ひとりごと勉強法が効くのは、思考をリアルタイムで声に出すことで「自己参照効果」がはたらくからと言われています。
これは一見自分にまったく関係のないことでも、あたかも「自分」と関係するかのようにからめて記憶したほうが定着率が高くなることをさす言葉です。
たとえば、本能寺の変について覚えたいときは、自分が信長になって本能寺に出向く姿をイメージしながら、突然目の前に現れた明智光秀に刀を振り下ろされるシーンを思い浮かべたほうが物覚えがよくなり、細部まで理解がおよぶようになります。
これが自己参照効果、つまり一時的に自分ゴトにしてしまう技法です。
学習に活かす3つのパターン
「ひとりごと学習」を使うには、大きく次の3つのパターンがあります。
❶ 実況パターン
学習の思考をリアルタイムで実況していく方法です。
たとえば本能寺の変の場合
「お〜っと、時は一気にさかのぼって戦国時代へ突入だ〜。最大の脅威だったあの武田信玄を滅ぼし、天下統一をほぼ手中に収めていた織田信長。しか〜し、突如として家臣である明智光秀に裏切られ、京都の本能寺で非業の最期を遂げることになろうとは….!いったい誰が予想したでしょうか?!」
といった具合に実況アナウンサーになりきります。
❷ 質問パターン
目の前のテキストや問題に対して、質問を投げかけていくパターン。
たとえば参考書を読んだとき
自分自身にこのような質問を投げかけてみます。
- 「自分は文章のテーマを本当に理解できただろうか?」
- 「わからない用語はなかっただろうか?」
- 「3つ出てきた解法の中で自分が一番使えそうなのはどれか?」
すぐに回答できなくてもOK。それよりも勉強の内容を質問できたことが、自分の考え方を客観的に見つめることができます。
脳も解決に向けて無意識に動き始めているからです。
❸ 要約パターン
いま学習している内容を、その場でまとめながら声に出すパターン。
たとえば「データ分析」について学ぶとき
- 「モードというのは、ようするにもっとも個数が多い値のことだな」
- 「偏差というのは、結局それぞれの数値と平均値の差だよな」
といった具合にむずかしい用語を自分なりの言葉に置きかえて要約します。
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この「ひとりごと学習」は、一見するとあやしげにも映りますが、多くの研究で高い効果が確認されたテクニックです。よりくわしく知りたい方は、『超効率勉強法』をぜひ参照ください。
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