アイガモ🦆代表の川添です。
僕はふだん「編集の力で世の中を丸くする」をミッションに掲げて仕事をしています。
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巷で人気の女性雑誌『VERY』ですが、いろんなビジネス要素を含んでいることもあって、営業現場でもよく使わせてもらっています。
クライアントとの打合せや提案なんかのときによく『VERY』を引き合いに出すけど、メディア・コンテンツ・マーケ・商品開発・思想などあらゆる要素を包括してるんで営業ネタとしてめちゃ活用できてる。/ ビジネス教材としての『VERY』。僕が8年間愛読する理由を言語化してみた https://t.co/WmV160XnDJ
— カワゾエユウキ@「編集」の力で世の中を丸くする。 (@kawazoezoe) February 21, 2019
ふだんは紙の冊子として持ち歩いているわけではありません(荷物になるし)。
が、雑誌読み放題の定額サービス『Dマガジン』で配信されているので、それをノートPCに映し出して、
「今回のコンテンツの見せ方はチームVERYのようなフラットな感じでいきましょう」
とばかりに、『VERY』をネタにクライアントにあれこれを提案します。
僕の場合、クライアント比率として女性経営者がわりかし多いのと、そのエンドユーザーも女性層が多いという点も奏功しています。
状況に応じて具体的なネタを引き合いに出すことで、たがいのイメージを共有しやすくなるのと、「今月のタキマキって攻めてますよね〜」と他愛のない雑談にも発展することもあってたのしいので重宝しています。
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最後に、VERY研究家である最所さんの連続ツイートで締めさせていただきます。
VERYがすごいという話をすると毎回「えっVERY読んでるの…?」的な反応されるのだけど、今出版されてる雑誌の中でここまで読者ファーストでトレンドを徹底的に調べ抜き、毎号新たな定義を作ってニーズを可視化し、何より長年支持され続けている雑誌を私は他に知らない
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) March 8, 2019
主義主張の好き嫌いではなく、仕事のクオリティの高さをフラットに評価する、というのはインプット効率を上げる上でとても大事なことだと私は思う。
VERYの読み手への配慮と想像力は女性誌の中でも頭二つくらい飛び抜けてると思っている。— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月8日
【VERYのすごいところ】
①全企画が一本のテーマで貫かれている
→例えば「新生活」がテーマだったら小特集も記事広告も全部そのテーマに絡めている②ほぼ全部着画
→置き画が圧倒的に少なく、「シーンを見せる」ことにお金を使っている。キャプションも常にシーンの説明。— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月8日
【VERYのすごいところ】
③コピー力
→実は毎号何かしら新しい定義を作っている。「おうち外交」「リベラル幼稚園」など、独特の感覚を言語化するのがうまい④育成力
→読者を積極的に活用。小特集で反応がよかった人を次号で4ページぶち抜き特集とかやって誌面で育てる。ネクストタキマキの育成。— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月8日
あと最近は記事広告の企画力もずば抜けてるなと思う。
編集記事でジーンズ特集した次のページにリーバイスの記事広告もってきたりとか、広告のはさみ方もうまい。
下手な本を読むより、「自分は今月VERYからいくつ気づきを得られるか」を課す方がよっぽど勉強になる。— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月8日
発行部数でいうと全盛期に比べて落ちてるかもしれないけど、たぶん未だに「モノを売る力」でいうと女性誌トップクラスなんじゃないかな。
CVRが相当高い雑誌だと思う。
VERYが百貨店的なお店作ったら絶対強いよなーと思うので二子玉川あたりでやってほしい— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnl) 2019年3月8日
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