新しい視点で仕事を生み出すために「脳内検索ワード」をピン止めしておくといい。

9/28日発売の新著『モチベーション革命』が話題の尾原和啓氏(@kazobara)。

そんな尾原氏が先日、同書のリリース記念としてニコ動で「脳内検索ワード」について話していたのが印象深かった。

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かけ算の組み合わせを増やす

これからは「自分が好きなこと」を仕事にする時代だと言われている。

でもさ、そんなこと言ったってそもそも好きなことがあったとしても、もうすでにたいてい市場ができているし、成熟した今の社会で仕事になる?という話の流れ。

尾原氏いわく

今は無いものが無い時代。だから、なにかとなにかの “かけ算”のなかでしか好きなこと(=新しい仕事)は見つからない。

どうするかといえば、かけ算の組み合わせをどんどん増やしていって『発火(=ひらめき)』を待つしかない。

で、尾原氏は普段どうしているかというと、

Evernoteに自分の検索ワード(=興味があることや気になること)を書いている。

なんのキーワードで検索するのかを自分が忘れてしまわないようにするため。今だとたとえば「イルミナティ」「トラスト」といったワードがそれにあたる。

異質な情報同士が結びつき合う

そのとき絶妙のタイミングで、画面上にこんな的を得たコメントが流れた。

脳内検索ワードをピン止めしておくのね。

新しい視点で仕事を生み出すために「脳内検索ワード」をピン止めしておくといい。

「ああ、それやそれ!脳内検索ワード!」と思わず膝を打つ。

たしかtofubeats(トーフビーツ)もEvernoteにメモしてるけど、別にアナログのノートでも同じことが言えるはず。ちなみに『ケトル』編集長の嶋浩一郎氏(@shimakoichiro)はモレスキンをアイデアメモにしている。

 

僕も思いつきワードをEvernoteに都度メモっているけど、たまに異質な情報同士が結びつき合って、思わぬアイデアが生まれることがある。

僕はこれをアイガモ農法ならぬ、「アイガモ脳法」と呼んでいる(過去インタビュー参照)。

(※)「アイガモ」とは、野生のマガモとアヒルとの交雑交配種のこと。

予期せぬ情報の偶発性こそが価値

紙でもそうだけど、アイデアやネタをせっかくノートに書き留めても後から見返すことは皆無に等しい。これはもったいない。

スキマ時間に手軽にできる Evernoteのようなクラウドメモなんかを使って、「脳内検索」して眠っているアイデアを掘り起こしていく。すると突如ひらめくことがある。

そんな予期せぬ情報の偶発性こそが価値で、「ぴたーっ」とハマったときはなんかこう大喜利みたいで楽しい。

組み合わせが多いほど“当たる確率”が増える

続けて尾原氏はこうも言っていた。

今までの既存のものの延長では、新しい仕事は生み出せない。

でもあくまでそれをベースとしながらも、○○と□□のかけ算のなかから新しいものをひらめこうという時代だから、その組み合わせの数が多ければ多いほど、必然的に “当たる確率”が増える。

そう、“当たる確率”って「新しい視点」であり、ひいてはそれが自分の「新しい仕事」にもつながってくるんだと思うのです。

そうやって「アイガモ脳法」を使って仕事を軽くしていきましょう!

 

本日発売の尾原氏の新著には、そんな新しい視点を得るヒントが詰まっていますよ。

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ちなみに、僕のEvernoteの使い方はこちらに詰まっています。

【保存版】Evernoteの使い方ベスト30!原稿作成、業務指示、パスワード管理、アイデアや音声メモなど



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