ビジネス系マインドマッパーの川添(@kawazoezoe)です。
これまでも書いてきましたが、ブログも少なからずSEOの恩恵を受けています。
そんな折に、「keysearch Beta」なるツールが便利だという投稿を見つけましたので、実用的か否か検証してみました(2019.8.30時点)。
keysearch Betaがマインドマップ出してくれてめちゃ便利。
例えば「転職」というワードに対してユーザーの検索ワードに付随するワード一覧を出してくれる。
記事書くときにマインドマップで整理しつつキーワードプランナーでボリューム調べるって二刀流は必須ですね。#ブログ初心者 #ブログ仲間 pic.twitter.com/mL0feElytt— マーケの銀次郎 (@yutayutayutaro5) August 29, 2019
まず結論からいうと、ふだんから既存のキーワードプランナーを使い慣れている人にとっては、「めちゃ便利!」と声を出すほどではありません。
理由は2つ。
❶ 階層が浅く深掘りができない
本来マインドマップは放射線状に延々と情報を広げていくツールです。
「keysearch Beta」の場合、二階層までしか表示されない仕様となっており、これ以上の深掘りができません。
いまSEOの検索アルゴリズムでは、いかにユーザーの検索意図に沿ったコンテンツであるかが問われています。
二階層までのワード群で止まるのであれば、深みのあるコンテンツはできにくく、きめ細やかなユーザーの検索意図には応えるのがむずかしくなります。
❷ 表示キーワードの整合性の弱さ
結局のところ「keysearch Beta」は、どのようにキーワードを抽出してどう整理して並べるのかは、一定のルールに沿ってシステムが自動的に決めています。
現時点の精度をたとえると、初期のころの「Google翻訳」のような「この日本語訳、ちょっと微妙…」といった具合です。
とくにマインドマップであれば、階層的(大きな項目から順に小さい項目へと細分化)であることが特徴であり、とくにその点を期待しているユーザーにとっては、表示結果全体の整合性に歯切れの悪さを感じざるをえません。
どういう用途で使うとよいか
とはいえ「keysearch Beta」がまったくダメだというわけではありません。
「マインドマップ形式で第二階層まで抽出してくれる」=「そのワードの中分類までをざっくりとつかむことができる」という見方ができます。
マインドマップは二次元でビジュアル化されたものですので、一見複雑な情報も直感的に把握することができます。
高い精度は期待しないとしても、特定のワードについてある程度の傾向を最初にざっくり知りたいというときに「keysearch Beta」の検索窓をたたいてみてはどうでしょうか。
ちなみに僕はこちらの方法を実践しています。
あなたに最適なマインドマップツールを。
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