3万円のお茶が売れ続ける理由

ゾエ (Yuki Kawazoe) 
3万円でお茶が売れる

以前、経産省でクールジャパンの仕事をしていたとき、「お茶」を3万円で売る会社がありました。

もっとも高価な値付けで30万円ほどです。

産地や製造方法にこだわり抜くのはもちろん、流通チャネルを限定し、あえて簡単には入手できなくすることで価値を高めていきました。

なんてったって「◯万円の茶」ですから、とりあえずメディアでとりあげられます。で、SNSでも話題になる。

このへんは、おそらく折り込み済みでしょう。

お茶たるや、今でこそコンビニやamazonで安く大量にすぐに手に入るようになりました。

入手コストが激安になったモノがあれば、その振り子の向こう側の入手コスト激高のモノの価値創造の機会が生まれる。

そのコストの差分が大きければ大きいほど、とりあえず話題にもなりやすいというのが僕の見立てです。

でも話題になったはいいものの、その後も売れ続けるかどうかは別問題です。

この会社の場合、なにがすごいかというと、自社で現代の茶室をつくったり、富裕層向けに茶宴をプロデュースしたりと、美味しく飲むための演出がうまいんですよね。

たぶんこのあたりの価値付けは模倣がむずかしいですし、仮にマネたとしても文字通り「二番煎じ」として扱われてしまいそうです。

僕もちょびっとだけ試飲させてもらったことがありますが、

「たしかにうまい!ぜんぜんちがう!」

といったことは無く、コンビニで売っているお茶とさして変わりませんでした。

あ、お茶がどうこうというより、僕の舌の問題ですので。



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