ストーリーで売る時代?ピンと来ないなら雑誌を読め

ゾエ (Yuki Kawazoe) 
ストーリーで売る時代?ピンと来ないなら雑誌を読め

メディアでは「モノより思い出」「モノからコトへ」とさけばれ、会社の上司からは「その商品に物語はあるの?」と新規事業の会議でつっこまれる。

そう、マーケティングに必要な要素、それがストーリーということ。

ストーリー、理屈ではわかる

「いまからはストーリーで売る時代だよ」といくら言われても、なんだかふわふわしていてイメージしづらいかもしれません。

具体的にどうすればよいのか?

教科書的には、「意味を付与して物語をつくる」「背景にあるストーリーを紡ぎだして表現する」といった回答になるのでしょう。はい、理屈ではわかります。でも…。

ジャパネットたかたを100回観る

であれば、ジャパネットたかたの通販番組を100回くらい観るとよいです。彼らは、いきなりデジカメをすすめません。

50回を超えたくらいから「あ、こうやって売るのか。いや“買ってもらう”という表現が正しいな」ということが、次第にわかってきます。

ただあまりに観すぎると、高田社長(もう出演しないのかな?)が夢に出てきそうなので、その点だけ注意が必要。

雑誌を読んで全体の流れをつかむ

私のおすすめは雑誌をひたすら読むこと。

読み込まなくてもよいです。ページをキャッチコピーを目で追いながらパラパラとめくっていき、全体の流れをつかむ感覚でOK。立ち読みで十分。

雑誌は、さまざまなコンテンツを誌面全体としてのコンセプトと、毎号ごとの特集テーマで横断的にくくられています。本来ばらばらな各コンテンツが、編集者の手によってうまくつなげられています。そう、文脈ができている。

ちなみに私はだいたい一日3回は立ち読みをしています。かれこれ10年以上続いています。なんだかもう趣味になっています。

ジャズタモリのトランペットを指名買い

最新号の『SWITCH』、もうチェックされましたか?

特集テーマは「ジャズタモリ」です。

JAZZをこよなく愛するタモさんのうんちくがたっぷりと語られていました。思わずトランペット、買いたくなりましたよ。しかも誌面で紹介されていたトランペットです。「コレ」が欲しい。指名買いです。

【関連】タモリは謎の人、そして自由。今宵は“ジャズタモリ”に酔いしれろ

自分ゴトになると“オレ消費”する

私自身も買い手として、雑誌媒体が発信するストーリーには心動かされてしまいます。パタゴニアのジャケット、moonstarのキャンバススニーカーなど、ストーリー買い、数知れず。

ひいきにしている無印良品の『MUJI BOOKS』に行ったあとも、同じキャナルシティの施設内のお店でなにかしら購入しています。自分ゴトになっているんですよね、だから“オレ消費”と呼んでいます。

友人なんかは、なんと家を買いましたよ。ハウスメーカー指名買いです。逸品モノを紹介する雑誌『monoマガジン』のなかで、そのメーカーが紹介されていたそうです。

長く支持されている雑誌を読もう

雑誌はWEBとちがって、スペースの制約やそれなりの広告予算ともあって、より考え抜かれたコンテンツ・ストーリー構成になっています。

冒頭写真の『WIRED』なんかはストーリーうんぬんを超えて、もはや世界観をつくりあげていますよね。その域までいくと、ファンのみならず、多くの信者ができあがります。

おすすめの雑誌ですか?

紙メディアが次々に廃刊していくなかで、長年支持されている雑誌には読者をひきつけるストーリーがあるはずなので、そちらを!

【関連】明太子でさえもカワイイ。 “Kawaii”が持つ世界観

 

Small team, great work… スモールビジネスでいこう!

(img via Mike Mozart)


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