僕たちは「選ぶ楽しみ」という価値を放棄しはじめた

僕たちは「選ぶ楽しみ」という価値を放棄しはじめた

月額制サービス増えている。そう、世の中が“サブスク”化していく。

Netflixなどのコンテンツ配信だけでなく、「ZOZOおまかせ定期便」みたいに洋服までも定額制で使う時代がくるなんて、10年前は想像もしてなかった。

千葉県香取市に創業140年の老舗酒店がある。

日本酒を知り尽くした店主が毎月、全国各地から選び抜いたものを定額で届けているそうだ。

支持されているのはきめの細かさ。客からの特別な要望にもいちいち対応。

  • 「水の違いを感じられる酒を2本選んでほしい」
  • 「女子会を開くのでチョコレートと合う日本酒を選んでほしい」

など、一見すると応じるのが難しいような要望もあれど、おすすめの日本酒を探しだし、客に届けている。

数年前から始めたこのサービス。売り上げは徐々に増え、今では毎月200万円ほどの売り上げが安定的に出るようになっている。

これだけ商品の選択肢が世の中にあふれると、消費者はちょっと疲れてしまっている。

  • 選ぶことのストレスからの解放
  • ハズレのない安心感
  • 商品を届けてもらうことで贈り物をもらうようなドキドキワクワクという情緒的な価値観

などの満足感から人気を集めるようになっているのではないだろうか。

そういった意味では、酒屋だって老舗であればあるほど、ドシロトからすれば専門家としての価値はある。

「酒が売れない。そろそろ店をたたむか…」と諦めるのは早計。売るモノは変えなくてよくて、売り方を工夫すればいいだけ。

冒頭のZOZOの定額制サービスに話は戻るが、これって服というよりファッションセンスまでを外注化してしまうってことか。

そう、時間と消費行動はゼロサムの関係。

僕たちは「選ぶ楽しみ」という価値を放棄して、ライフスタイルを楽しむ時代に立ち会っている。

モノと情報にあふれる時代には「選ぶ」という過程は、これから専門家かAIのどちらかに任せるようになるんだろうな。

冗談ではなく、そのうち「人生定額サービス」も出ると思う。

 

 

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2018.01.10


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