選手との「儀式共有」がたのしい!10年ぶりの新日本プロレスは「超」エンタメ空間と化していた

ゾエ (Yuki Kawazoe) 

どうも、2〜3年に一度の逸材、ゾエです。

さて一昨日行ってまいりました。新日本プロレス福岡大会 in国際センター。

G1が面白すぎてチケット衝動買い

実はここ7年くらい、僕はプロレスから少し遠のいていました。ただこのところの新日本の盛り上がり引力に引っ張られて再び戻ってきたのであります。

今年の真夏のG1もハンパなかった。毎日「ワールド(ライブ動画配信サービス)」に釘付け状態でした。で、勢いあまって数ヶ月先の福岡大会のチケットを衝動買い。目玉は「ワールドタッグリーグ」の決勝が行われること。

で、大会が近くにつれテンションは上がるどころか、別に行かなくてもいいかなとも。だってふだん動画観てるし、そもそもワールドタッグとか魅力感じないし、棚橋は当日出場しないし…。

とネガティブな思いを抱きつつ、気がつくと大会当日、足取りも軽く国際センターへ。

選手と観客との儀式共有がたのしい!10年ぶりの新日本プロレスは「超」エンタメ空間と化していた

約10年ぶりくらいでしょうか、新日の生観戦は。

あの頃の新日よりも、ふたまわりくらいエンタメ色が際立っていました。かなり満足でした。

選手と観客との儀式共有がたのしい!10年ぶりの新日本プロレスは「超」エンタメ空間と化していた

❶ 感情の振り幅の大きさ

ファンならもうわかっていると思うけど、選手それぞれにお決まりの「儀式」というものがある。

各種ポーズやセリフ、しぐさや表情、かけ声など枚挙にいとまが無いっス。

  • 永田裕志の「白目の神」降臨
  • 小島聡の「いっちゃうぞ~、バカヤロ〜!」
  • オカダカズチカの「3つあります!」
  • 鈴木みのる選手のリングインの時の「風になれ~」
  • 内藤哲也の「トランキーロ!あっせんなよ」
  • 棚橋弘至の「愛してま〜す!」
  • 矢野通のコーナーマットの引き剥がし(ただしスポンサーロゴが表示されているコーナーは対象外)

などなど。

で、「あ、そろそろ出るぞ、出るぞ」と期待値を上げて満を持して、ファンと一緒にかけ声をかけることもあれば、スカされることもあるし、新しいバージョンを披露することも。

前者の「安心感」と後者の「残念感」そして「サプライズ」が試合ごとに頻出。これらがひきりなしにファンの心を渦巻く。だから終始飽きずに観戦できるのであるよ。

❷ 理路整然たる舌戦

あ〜、もうこれもおもしろいね。

内藤とオカダ、鈴木と後藤…。来年1.4東京ドームに向けての舌戦です。とくに内藤のマイクパフォーマンスは、聞き取りやすくロジカル、なんというか美しい。

《新日本》今のプロレス舌戦は理路整然。噛まずに丁寧な敬語、観客への投げかけと同意

2017.10.11

❸ ガチとエンタメの調和

シナリオがあるにせよ無いにせよ、またどこまでがシナリオなのかもわからないくらいのハイパフォーマンス。

「ガチ」でやりあうシーンと、「エンタメ」で魅せるシーンの調和がとれている。「よくやれるよなあ、いつどうやって打ち合わせしてるんだ?」としきりに感心。

なんども言うけど終始飽きないのだよ。

❹ 最先端のキャラクターコンテンツ

今年一月の「Forbes JAPAN」に新日について触れてあったので引用しておく。

やっぱり「顧客との接点を多く設計」と書いてある。10年前よりもずいぶんと接点多かった。

2012年からオーナーとなったカードゲーム会社・ブシロードの木谷高明社長は、プロレスの事業は音楽業界のアーティストビジネスと一緒であり、「プロレスのリング上のライブとは古臭いのではなく、最先端のキャラクターコンテンツなのだ」と語っている。音楽ライブとプロレスを同じライブと考えるならば、それはマニアじゃなくても楽しめるライブであり、勝っても負けても感動を呼ぶショービジネスなのだというとらえ方なのだ。

ポイントは、顧客との接点を多く設計したことだ。若い世代はほとんどプロレスを知らないという。そこで、自社の広告だけでなく人気選手をCMやテレビ番組などに積極的に出演させて、一部のコアなプロレスファンだけでなく、身近なキャラクターとして多くの人に認知してもらうように仕掛けた。

選手と観客との「儀式共有」がたのしい!10年ぶりの新日本プロレスは「超」エンタメ空間と化していた

ハイコンテクストゆえに人が集まってくる

なんだかんだで、ハイコンテクストやな。つまり、ややこしい。

でもな、ハイコンテクストでめちゃくちゃ楽しんでいる人たちの様子は、周囲を巻き込む力がある。中身がわからなくても、そこに入りたくなる。

見ていない人にはその魅力がまったくわからないけど、「なんでこれを拡散するの」「どこが面白いの?」と、それを理解する側に回りたくなるもの。

と、そんなことを『宇宙兄弟』の編集をした佐渡島氏(@sadycork)が言ってたな。わかる。


うんちくはこれくらいにしておこう。

最高に楽しかったし、どうすれば人は熱狂するのかなど、いろいろ勉強にもなった!

EVEL&SANADAチーム、優勝おめでとう!

なんと今週の週プロにもさっそく掲載されている!仕事がはやい。

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