
ビジネス系マインドマッパーの川添(@kawazoezoe)です。
社内または客先での会議や打合せの議事録をとる際には、Wordで作成したりメール・チャットにそのまま書いて共有するなど、さまざまな方法があります。
ここでは、メンバー同士が「共同編集」しながら作成できるマインドマップ(オンライン型)を使ってみることのメリットを紹介します。
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【実例MAP】商談の打合せ内容の議事録
まず、マインドマップ形式での議事録とはどんなものかをイメージしてもらうために、こちらのMAP画像をご覧ください(🔎画像クリックで拡大)。

10年ほど前から実践しているというチャットワーク社の実例サンプルです。このマップではX社への商談の打合せ内容が時系列に記録されています。
実際にマップ上にどのような議事録を展開していくのかは、その会社の商材や営業スタイルなどにもよります。もっともわかりやすい記録の方法の一つが「時系列」に書いていくというやり方です。
🔗チャットワーク社へのカワゾエによる公式インタビュー記事(英語)
5つのメリット
次に具体的にどんなメリットがあるのかについて解説します。
おもに5つ。以下のツイートがコンパクトにまとまっています。
「会議でマインドマップを使うメリット」
①お互いの視点を理解しやすい。
②すべての発言が適切な場所に、公平に記録される。
③全員が公言でき、メンバーのエネルギー・熱意・協調性が高まる。— マインドマップを作ろう@相互フォロー (@nayu2_jks) February 6, 2019
「会議でマインドマップを使うメリット」
④参加者全員が、重要な決定について確実に理解し、記憶できる。
⑤会議のスピードが上がり、意思決定が迅速化する。— マインドマップを作ろう@相互フォロー (@nayu2_jks) February 1, 2019
以下では、これら5つのうちいくつか掘り下げていきます。
① お互いの視点を理解しやすい
議論しながら同時にチームで一斉に議事録を作成しますので、各メンバーが書く内容がリアルタイムに可視化されます。
それによってメンバー各人がどんな視点を持っているのかを、次々に書き込まれていく議事録を通じて知ることができます。
また議事録というアウトプットを前提にした会議ですので、積極的な発言が出やすくなるのもメリットです。
⑤ 会議のスピードが上がり、意思決定が迅速化する
議論と決定事項の記録が同時になされ、会議終了と同時に議事録が完成された状態になります。そのままオンラインで社員全員に対してスピーディーに「共有」することができます。
まずは社内で使うことをおすすめ
いきなり客先で使うのは、先方が不慣れな場合に抵抗感を示されます。
まずは「無料版」で社内の会議資料を作成するところからはじめてみてください。
あなたのアイデアを1枚のMAPで整理しよう。
思考を整理するならマインドマップ
このブログは、世界で2,000万ユーザーのMindMeister(マインドマイスター)でアイデアを整理しています。自己分析、プレゼン資料、議事録など使い方は自由自在。