
新日本プロレス、2018年雪の札幌一日目のメインで鈴木みのるが棚橋から完全勝利しました。
鈴木が関節地獄で棚橋の右膝を破壊!! 完全勝利でIC王座に君臨!!
1月27日(土)札幌大会をスマホサイト(https://t.co/7xh3nqaLQZ)で独占速報中!! #njpw #njnbg pic.twitter.com/1iHXbHYGiN— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 27, 2018
内藤哲也とはまた違う制御不能ぶりが鈴木みのるの魅力。棚橋はぶっちゃけ期待に応えないといけない予定調和的重圧があって、パフォーマンスの振り幅が狭くなってる。 https://t.co/s3XiaSZKod
— ゾエさん@ケアメン研究家 (@kawazoezoe) January 27, 2018
オカダ、棚橋といったいわゆる善玉ヒーローは、得意技を“ちゃんと”繰り出して必殺技でしっかり締める至上命題がある。でもねだんだん観客も飽きてくる。だからそのカウンターとして、「ヒール的ヒーロー」というポジションが受け入れられる。最たるレスラーがむろん内藤哲也。鈴木みのるも帯びてきた。
— ゾエさん@ケアメン研究家 (@kawazoezoe) January 27, 2018
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ヒール的なヒーロー、もっと別の言い方をすると、「善悪融合」なレスラーなんです。ファンが求めているのは。
「善」だと、“ちゃんと”しないといけない。
「悪」だと、やりたい放題できるけど、あくまで悪でないといけない。
どちらにしろ決められたポジションに苦しむと思うんですよねー。
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かつて武藤敬司(善玉)がグレートムタ(悪玉)を使い分けていたけど、白黒ハッキリするわかりやすさが良しとされていた時代だから支持されたんだと思うけど、いまはそんな物理的に善と悪をわける話でもない。
たとえば内藤哲也にしても、善悪二つを融合させることで、結果的に内藤一人のパフォーマンスの振り幅を大きくすることができるわけで。
もういまの新日本ってさ、新旧ファンが混合してるし、人気爆発で老若男女、多様なファンが会場に足を運んでいて、ファンが新日に求めるものも多様化している。
で、その時々の会場や観客の状況にあわせて、内藤は振り子を自在に動かしている。つまり振り幅が大きい分、ファンの広い期待範囲にもうまくカバーできるってわけだ。
だからオカダみたいにむちゃくちゃ強くなくても、カリスマ的な存在になったのさ。
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内藤はみずから「善悪融合」スタイルを見出した。それが観客に受け入れられた。
だからこんなコメントをするんだよな。
「お客さまが求めるものを気にしながらやってきたが、自分がやりたいことをやって、あとはお客さまに判断してもらうという考え方に変わった」(2016年12月25 日刊スポーツ)
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鈴木も、今回の札幌決戦で棚橋に完全勝利したことで、またおもしろみが増してきた。
で、あとはオカダ。
2/10のIWGPのSANADA戦、やっぱり予定調和でベルト防衛するんだろうか。
大衆化したオカダがさらに人気を得るには、鈴木軍に入隊するくらいのカンフル剤が必要。それくらい振り切らないと、イケメンで強すぎるというレッテルのままだと、強いけどおもしろくない。今のファンは強くておもしろくしてくれるレスラーを求めているのだよ。 #オカダカズチカ
— ゾエさん@ケアメン研究家 (@kawazoezoe) January 27, 2018
👇 ちなみに昨年の雪の札幌、事件は起きなかったな。
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