脳内検索にひっかかるための「キャリアのタグ」、20代は無くてもよくね?

ゾエ (Yuki Kawazoe) 
脳内検索にひっかかるための「キャリアのタグ」、20代は無くてもよくね?

先日、とある20代の若者とサシで飲んでまして、自然な流れでキャリアの話に。

で、そのときに彼がもらしたのは、自分には強みや専門性を示す「タグ」が無いという悩み。

 

若者
ゾエさん、近い将来、転職や起業とか考えてるんですけど、僕にはこれといったタグが無いんです。
ゾエ
タグ? 20代とか別に無くていいんじゃね?

キャリアのタグとは?

そう、「タグ」ってのは、いわゆる「キャリアのタグ」で、ヘッドハンターの岡島悦子氏が提唱した概念のこと。

以下、引用。

それと同様に、上司から「この若手はポテンシャルがありそうだ」と思ってもらえるように、キラリと光るところを見せないといけません。この強みの片りんが私のいう“キャリアのタグ®”です。

“キャリアのタグ”を「強みの片りん」といったのは、たとえば、英語が誰にも負けないぐらい圧倒的にできる必要はありません。

「英語もある程度できて、統計分析ができて、デザイン思考が得意だ」というふうに、強みの片りんの「掛け算」で「比較優位性」がつくれれば良いのです。

試合に出るためには、経営者に自分の名前を想起される必要があります。「脳内検索」にひっかからないといけないのです。

レストランを探すために検索するときは、「イタリアン」とだけ入力する人はほとんどおらず、「個室、イタリアン、表参道」といったふうにアンド検索することのほうが多い。

それと同じように、脳内検索にひっかかるタグをどれだけ持っているか、そのタグを掛け合わせたときに市場性と希少性があるかが勝負なのです。

そもそもタグ無しでも活躍できる

平たく言うと、彼は新卒でいわゆるシステム屋さんに就職し、開発もできて、顧客との折衝も難なくできるというヒューマンスキルを持つ逸材。わりかし社交的で性格もポジティブっぽい。

まあ20代でこの条件を持ち合わせているのであれば、人手不足の転職マーケットでは引く手あまた。とくにタグが無くても、自然と仕事は発生しうるのは容易に想像できる。

現にいまの組織では、無くてはならない若手社員として重宝がられているみたいだし。

意図的に造り出された「タグ人間」も

反対に、若くしてやたらめったらと「タグ」があるのもいかがなものか?

セルフブランディングとばかりに、その分野をちょっとかじっただけで「タグ」付けするような意図的に造り出された「タグ人間」も有象無象いるわけだしな。

組織ではたらく20代は、とりあえず目の前のプロジェクトをじゃんじゃん楽しんで、結果出してこそ、対外的に示せるような「タグ」が生まれるのではないでしょうかねえ。

第三者のひと言に耳を傾ける

もっといえば自分で「タグ」を決めるよりも、「お前って○○だよなあ」と人からよく言われる言葉のなかにこそ、潜在的な「タグ」が眠っていたりするものです。

そんなありがたい第三者のひと言ひと言に耳を傾けるのも、「他者からみた自分」像がみえて独りよがりでない「タグ」付けのヒントになるかもしれません。裾野も広がりそうだし。

てか、そもそも脳内検索って、自分ではなく他人がするものでしょ!

そう、「タグ」付けなんぞ、しかるべきときにやればいいんですよ。

 

若者
ゾエさん、すっきりしました!あざす!
ゾエ
OK!

 

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