《図解》糸島在住フリーランスの私ゾエが5つの収益モデルを全公開します!

ゾエ (Yuki Kawazoe) 
《図解》糸島在住フリーランスの私ゾエが5つの収益モデルを全公開します!

フリーランスとしてはたらく期間が4年くらいになりました。

よく聞かれるのが、「どうやって稼いでいるのか?」「なにで食べているのか?」です。ざっくり「ネット関係だよ。」と答えているものの、あまりにも乱暴な回答なので、今回は2つの軸を用いてマトリクス形式で図解してみました。

《2つの軸について》

  • 【縦軸】…クライアントが海外国内企業であるか
  • 【横軸】…「ストック」は毎月継続した収益(先々まで売り上げが見込める)、「フロー」はその都度スポットで入る収益

収益モデルは大きく5つ。以下、それぞれ掘り下げてみます。

① WEBマーケティング支援

これは、世界に700万のユーザーがいるクラウド型のマインドマップ作成サービス「MindMeister(マインドマイスター)」を日本国内に広めるという仕事です。

MindMeister自体はもう10年くらい前からあり、国内ではIT系エンジニアやコンサルタント、士業などによく利用されています。有名どころではChatwork社あたりがヘビーユーザーです。

自社サイトを媒介しユーザーを増やす

サービス自体の開発元は海外のIT企業でして、「日本のマーケット拡大に貢献するから私とパートナーシップを結びましょう」と、3年前にダメ元で送った一通のメールがきっかけです。

当初は地道にセミナー等をやっていましたが非効率な面もあり、「反対に向こうから見込み客がやってくるようにできないか」と考え、「MindMeister.jp」という国内向けサイトを立ち上げ、これを媒介してユーザーを増やしてきました。

収益は、サービスを一般ユーザーに有料課金してもらったときの【販売フィー】です。「ストック型」収益なので、ユーザーが新規登録&契約更新をするたびにフィーが入る仕組みです。

ノウハウが溜まると派生ビジネスも

MindMeister.jpを運営していると、いろんなノウハウが溜まってきますので、そこから派生して【翻訳(日本語訳)】【UI/UX改善】【広報アドバイス】などの仕事が生まれます。

つまり「うちのサービスを日本の利用者を増やしたいので、ちょっと手を貸してくれないか」という依頼です。このビジネスの対象となるのは、日本にコネがなくグローバルにITサービスを提供している世界のIT企業すべてです。

これまでドイツ、イスラエルといったIT企業と取引していますが、毎月収益が確定するストック性はなく「フロー」な仕事です。スポットの仕事をリピートいただいています。

お金のやり取りはPAYPALで

請求や支払いはもっぱらPayPalです。通貨の変換といった煩雑なやり取りをしなくてもいいし、すべてオンラインで完結し、ペーパレス。取引履歴もたがいに残るので、「請求書を送ったけど届いていない」などのトラブルも発生しません。

② ブログ運営

はい、このZOELOGからの収益です。

広告にも愛を込めて

ブログはもともと広告目的ではありませんでした。でもそれなりの年数で運営していると、「うちのサービス試してみてください。それでよければぜひタイアップ記事を書いてブログで紹介してほしい」といった依頼がきます。

記事広告】は、実際にそのサービスを使ってみてのレビューとPRです。正直な感想をうまいこと言語化して、図解を入れたり独自の視点を盛り込むようにしています。また「残念だ」と思うこともあえて愛を持って書きます。期待を込めてたとえば「これからの課題」と言い換えて書きます。

リンク広告】は、ブログ内に一定期間リンクを張り続けることで、一定の対価をいただいています。

アフィリエイト】は、おもに仮想通貨のページから収益が発生しています。ビットコインやICOはいまブームなのでいま稼ぎ頭です。

アフィリエイトで稼ぐ人とそうでない人との違い。信用を下支えするものとは?

2017.09.11

③ WEB制作

WEBサイト企画・制作】は、いわゆるホームページを作る仕事です。フリーランスになってずっとやっています。

僕は普段から「ホームページ制作屋さんやってます」とは言ってません。競合が多いですし、一つのカテゴリで括られてしまうと、そのイメージが定着しかねないからです。

新規営業はやっておらず、実際の案件は自分のネットワークから依頼をいただくことがほとんどです。ありがたいです。

仕事の8割は「弱いきずな」からうまれる

2015.01.06

単価高いがパワー要する

このWEB制作の仕事は案件にもよりますが、5つの収益モデルの中でももっとも単価が高いです。ただ売り上げ額としてはよくても、その分パワーがかかります。パワーは「時間」と言い換えることができます。

考える時間と作る時間。この2つの時間をそれなりに要するので、リソースの都合で月に何件も対応できるわけではありません。

④ WEB運営支援

つぎに【WEBサイト運営支援・代行】。これはWEBサイトを立ち上げたあとの情報の更新やコンテンツの作成、メンテナンスなど諸々の運営業務を代行、またはコンサルティングの仕事です。

毎月一定のフィーをいただくので「ストック型」収益であり、ランニング収益ともいいます。

③とのセット契約も

この収益モデルの良い点は、「③ WEB制作」とセットで契約していただく確率が高いこと。

ディーラーで新車を購入したら、その後の保険や車検メンテなどアフターすべてをその店にお任せするのと同じ構図です。店にとっては次の新車購入のタイミングまでは、小粒であっても継続してお金が入ってきます。

ちなみに「③⇒④」の連携モデルは、一般的なWEB制作業界の王道的な収益パターンとなっています。

⑤ 講師業

IT系スクール講師】の仕事をしたり(定期)、たまにアプリの使い方について【経営者向けレクチャー】をしています(たまに)。前者はストック、後者はフローです。

僕がいつも心がけていることは、単に知識や操作方法を教えるだけでなく(YouTubeみれば足りますから)、実際にユーザー当事者として使ってみてどうか?注意すべき点は?など、YouTubeでは得られないような生々しい情報も伝えるということです。

幅広いテーマに対応

教えているテーマですが、個別のアプリからWEBマーケティング、最近では仮想通貨など広域にわたりレクチャーしています。

  • WordPress(サイト構築・カスタマイズなど)
  • Evernote(情報整理・ペーパレス化・営業活用など)
  • Google(スライド・ドキュメント・Gmailなど)
  • チャット全般(サイボウズ・Chatwork・Zoomなど)
  • WEBマーケティング全般(情報発信・集客・SNSなど)
  • WEB運営(コンテンツ企画・組織での運用ルールなど)
  • ITリテラシー向上(IT基本知識・著作権・セキュリティなど)
  • 仮想通貨(ビットコイン・ICO・ブロックチェーンなど)

つねに先を見据えたモデル構築を

以上大きく5つの収益モデルについて書いてみました。

あくまで現時点のモデルであり、3年後はどうなっているか予想もつきません。

常にリスクを考える

とくにWEB系フリーランスにとって大事なことは、常にリスクを考えることです。ITやネットを扱っている以上、技術の進歩やトレンドの流れとつねに対峙せざるをえませんし、いつ自分が飲み込まれるかわかりませんから。

ゆえに、その時々の時流に沿って既存の収益モデルも見直したり、新たな収益の柱を立てるなど変化が求められます。

はっきり言ってその「変化を楽しむ」くらいの気概がないと持続的に収益を上げていくのは困難だと僕は思います。

WEB制作に未来はない!?

たとえば、「③WEB制作」なんかはホームページ屋さん泣かせのツールが続々と出てきています。

WixなどのCMSのほか、条件をテキスト入力するだけでAIが自動的にサイトを数パターン提案してくれるサービスなんてものもすでにありますし、クラウドソーシングで安価に依頼することもできます。

確実に言えること、それは絶対的にこの流れは止めらないということです。

でもこれってピータードラッカーから言わせると、「すでに起こった未来」なんですよね。戦々恐々としつつもいまの仕事を淡々とこなしていると、「お前はもう死んでいる」状態になってしまうので、つねに次の一手を考えないといけません。

3つの対抗策

そんな迫り来る重力に対して、僕がどう対抗したかというとこの3点です。

  • 国外に市場を広げる
  • 自社メディアで稼ぐ
  • 「ストック型」を増やす

これらを収益モデルに落とし込んで、体系化すると上に紹介した5つに分類できるというわけです。

いまでこそいいバランスを保てるようになったので、当面はこれを維持しつつも、並行して次の一手を考えていきます。

さいごに

おかげさまで糸島という田舎町に住んでいながら、フリーランスとして楽しく仕事をすることができています。

とくに「地方在住」「フリーランス」「WEB」といったキーワードでの働き方を検討されている方のなんらかの参考になれば幸いです!



はたらくを軽くしよう!

このブログは、Evernoteでネタを貯め、MindMeisterでアイデアを体系化・整理しています。