タモリは謎の人、そして自由。今宵は“ジャズタモリ”に酔いしれろ

ゾエ (Yuki Kawazoe) 

タモリさん、80ページ!

まもなく発売される雑誌「SWITCH」5月号にて、「ジャズタモリ」と題して、タモリさんが80Pにわたって大特集されます。(以下「タモさん」)

「タモリは謎の人、そして自由。」

『笑っていいとも!』が終わってからは『ヨルタモリ』『ブラタモリ』などで活躍中。特集ではジャズとテレビという2つの切り口からタモさんを紐解いていく企画のようです。

編集部による紹介コメントがなんとも言い当て妙ではないですか。

タモリは謎の人だ。世界のエンターテインメントに輝く唯一無二・絶対無比の才能を持つ喜劇人として、長くテレビの世界を中心に活躍しているにもかかわらずアウトローの世界に踏みとどまっている。タモリは自由。タモリの品質にジャズの精神を重ね一冊の特集として問うていく。

一緒に“ことりっぷ”する『ブラタモリ』

私は三度の飯と負けないくらいに『ブラタモリ』が好きです。

うまく言えませんが、タモさんと一緒に “ことりっぷ”しているような感覚をおぼえます。街の人たちとの絡みもおもしろい。その場その場での手心を加えないかけあいが毎回全開です。

単に街中をブラブラしているだけではないんですよね。「道はない 歩いた跡が道になる」もとい、「タモさんが歩いた跡が番組になる」。

そして番組が終わってもしばし余韻が残る。そんなテレビ番組、ほかに私は知りません。

『ブラタモリ』については過去記事にも書きました。“つながり”が大事な時代にこそ、「ブラタモリ」的スキルが必要だと言っています。よければ参照ください。

「だんだん意味がきらいになってきた」

ジャズをこよなく愛しているタモさん。

ほぼ日刊イトイ新聞に、糸井さんらとの「はじめてのJAZZ」という対談コンテンツがあります。いまから10年前に公開されたものですが、まったく色あせずにひっそりと残っています。

私が興味深い!と思ったのが「意味性のある音楽については苦手」だというくだり。以下一部引用。

タモリさんが音楽を好きだというのは、 意味がないから。小学校の3年生ぐらいのころのことを、 いまでも思い出すんだけど、 教室で誰かの書いた文章を読んでいて、 先生が 「さて、この作者は 何を言いたかったんでしょうか?ずっと疑問だったんです。それからだんだん意味がきらいになってきた。

意味を持たせることに意味がない?

音楽番組の司会を長年やっているタモさんも、POPSなどのミュージシャンについてコメントすることはないそうです。

唯一例外として、いいとも!にゲスト出演した小沢健二さんに対するひと言「僕がいいと思う歌詞は小沢くんだけ」をのぞいては。

でもどうなんでしょうか?
意味を持たせることに意味がないということなんでしょうか。

これ、勝手な私の妄想ですが、意味を持たせることで、かえって変に意識しすぎたり作為的になってしまったり、本来の自分にズレが生じてしまう、といったことなのかもしれません。つまり、自然ではないということ。

一度タモさんの頭のなかをのぞいてみたくもなりますね。

タモさんの即興性はジャズにあり

長年いいとも!を観ていても、だれに対してもフラットな姿勢を崩さずにいる。あれだけのタレントに囲まれても、ニュートラルな立ち位置をキープできる。

ジャズは「自然発生的な会話だ」と たとえられますが、タモさんがどんな状況でも、場の空気を読んで当意即妙なアクションができるのも、『ブラタモリ』の収録中に突然話しかけてきたおばちゃんに気の利いたことが言えるのも、考えをめぐらせればめぐらせるほど、ジャズの素地があるからこそだ!と疑ってやみません。

そう、タモさんの即興性はまぎれもなくジャズにあり。私はあらためてこう思う。カッコいいよよ、タモさん!

とりあえず、今宵は“ジャズタモリ”に酔いしれよう

タモさんが、まるごと80ページ!

もっとディープなタモさんにふれてみたい方はこちらもおすすめ。理屈をこえた“タモリ哲学”がいっぱい。

 

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