“ひとり社長”の仕事を楽にする。

Blog Work  投稿日:2016年6月15日

「スモールビジネスこそ情報発信を」⇒わかってても続かない3つの課題とその処方箋

「スモールビジネスこそ情報発信を」⇒わかってても続かない3つの課題とその処方箋

「ネットの時代なんだから、積極的に自社の情報を発信すべき」
なんてフレーズ、もう耳タコである。

それでもたいていの事業主は、自社のことを広く知ってほしいと願う。

“廃墟”と化す社長ブログ

SNS登場以前は、社長ブログが流行った。しかし、更新が4年前でストップしているブログはごろごろある。

「社長ブログはじめました!よろしく!」という一発目の投稿むなしく、更新が滞りだんだん尻すぼみになっていく。

時間が止まった自社HP

先日、廃墟と化したある社長ブログから、そこにリンクされている自社HPにアクセスしてみると、最新の更新日が3年前だった。

うわ、時間がとまっている!

なぜかFacebookでは “雄弁”

でも、ここの会社の社長や営業マンのFacebook(以下FB)では、新サービスの紹介したり、「顧客と勉強会やってまーす!」と、とっても雄弁。

自社HPやブログでは「沈黙」だけど、FBでは「雄弁」ってケース、けっこうある。

では、なぜ前者では大切だとわかっていながら、積極的に発信できないのか?

そこには3つの課題が立ちはだかる。

3つの課題

ここでは某中小企業の社長とのやり取りを交えながら各課題をみていく。

①「コストがかかるので…」⇒投資です

たしかにFBはタダ。自社HPは一般的に独自ドメインでサーバーを借りて運営する。

ivcon「川添くん、HPって毎月固定費かかるんだよね?」

ivcon「社長、毎週通っているスナックを一回分減らしたと思ってください。それでもおつり来ますから」

ivcon「スナック一回あたり4〜5千円くらい」

ivcon「それをHPに『投資』して、もっと活用していきましょう」

ivcon「・・・」

②「時間がないので…」⇒言い訳です

時間がないというのも、申し訳ないけど言い訳に聞こえる。

ivcon「社長、最近ブログ更新されてませんね。HPも変化ないようですし」

ivcon「いや、時間なくてさ。HPも変えたいんだけど、外注さんに頼むヒマさえなくてさ」

ivcon「え、でも毎日FBやってるじゃないですか」

ivcon「・・・」

③「続かないんで…」⇒続けようとしてない

これも言い訳に聞こえる。廃墟のままでは、むしろ逆ブランディング。

ivcon「社長、ちょっとした情報でもいいので発信していきましょう」

ivcon「なかなか腰が重くて…。来期からちゃんと更新していくよ」

ivcon「え、それ去年も同じことおっしゃってましたよ」

ivcon「・・・」

投資と考える社長は高級クラブへ

一方で「HPは中小企業にとっての武器だ」と考え、積極的に発信している社長もいる。

不動産業を営むA社長。彼はコストではなく「投資」とみなしている。投資額以上のリターンを得て、スナックから高級クラブへと通いはじめた。

前出のA社長は、かつて廃墟となっていたブログを取引先に指摘されたことを機に、毎日更新するようになった。もちろん自社のHPでの発信も欠かさない。

「続かなかったのではなく、続けなかっただけ」と、先日A社長は僕にそう話してくれた。

スモールビジネスは「手軽さ」重視で

では、3つの課題をふまえて、A社のようにHPやブログをマーケティングツールとして活用していくとなったら、どんなシステムを使えばいいか。

やはり社長も社員も、みずから簡単に更新できる「手軽さ」を重視したい。

今どきHTMLでごりごり作るよりも、手っ取り早くCMS(HP自動管理システム)を用いるのが主流。

CMSって、大きく「WordPress(世界シェア25%)」か「それ以外」に分かれる。はっきり言って、WP以外は有象無象の状態。

WPも慣れればいいのだが、「手軽に扱えますよ」とはちょっと言いがたい。

マトリクス上にプロットしてみると

代表的なCMSをマトリクスにしてみるとこうなる。

「スモールビジネスこそ情報発信を」⇒わかってても続かない3つの課題とその処方箋

すると、決まって次のように質問される。

ivcon「なるほど。WordPressは無料で便利とは聞くけど、敷居高そうだね。他だとなにがいいの?」

スモールビジネスが抱える課題に照らしたときに、僕は「Wix(ウィックス)」を挙げたい。

Wixの価値とは?

Wixは、クラウドベースのホームページ作成ツールで、ユーザーは世界190カ国で8,600万人以上(’16年6月時点)。

下の図は、Wixの価値を僕なりにまとめたもの。

「スモールビジネスこそ情報発信を」⇒わかってても続かない3つの課題とその処方箋

機能やスペックに差はない

実際にマトリクスの左上のゾーンのツールをすべて試してみた。

機能的な価値にはいずれも大きな差はないものの、Wixの業種ごとの数百種類のデザインテンプレの量と質は一歩抜きん出ている印象を持った。

情緒的な価値って?

僕が感じたWixの最大の価値はこれらになる。

  • 作ることが楽しい
  • デザインが美しい
  • ストレスがない
  • 操作が快適すぎる
  • イメージが形になることの満足感

百聞は一見にしかず。こちらの1分間の動画を見てもらうと、ある程度伝わるのではないか。

サクッと発信できる状態をつくる

スモールビジネスにとっては、スピードが命。情報発信一つとっても、「投稿画面が見にくい」「専門用語が多くわかりづらい」といった躓き(つまずき)は無くしたい。

せっかくのモチベーションがダウンしてしまうからだ。次第に億劫になり、発信欲求さえわかなくなってくる。「発信しよう」という動機は、情緒的な価値と密接に関係している。

Wixのようにサクッと発信できる状態をつくること。

これがHPやブログをマーケティングツールとして、活用し続ける上での最初の出発点になる。ぜひ一度試用されたし。

Wix(ウィックス)

 

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川添祐樹(Yuki Kawazoe)
サラリーマン、NPO、経済産業省調査官(クールジャパン担当)、フリーランスなどさまざまな仕事経験を活かし、現在は「“ひとり社長”の仕事を楽にする。」をコンセプトに、ITネット活用のコンサルティング・研修講師などの事業支援を行う。

・世界600万ユーザーのクラウドマインドマップ「MindMeister」のエバンジェリストとして、日本市場の拡大に従事。
・Evernoteコミュニティリーダー。
・ZOELOGは31万PV、福岡県糸島市在住。
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