映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は、思秋期のスタンハンセンのごとく

映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』は、往年のスタンハンセンのごとく

僕にとっての良い映画とは、終わったあとも「余韻」が残る映画だ。

先日、マイケルムーア監督の新作『マイケル・ムーアの世界戦略のススメ』を観たわけだけど、いやいやおもしろかったーー。

「で、アメリカって何があるんだっけ?」

「世界侵略」って言うもんだから、戦争に関するドキュメンタリーかと思ったがそんなことはない。世界各国をひたすら訪問し、労働・教育・社会・政治環境の”Good Idea”を集めて、最終的にアメリカに持ち帰るという流れ。

次々と、アメリカに無い“Great”な仕組み(システム)を目の当たりにするムーア。ある国からは、「で、アメリカって何があるんだっけ?」と揶揄されたりと、だんだん気落ちしていく様子がうかがえる。

ムーアお得意の映像編集も手伝いながら、後半もずっと自国を卑下する。

「すてたもんじゃねえ」

でも、いろいろと周ってみて、最後に「あること」に気づく。

「そうか!そうか!」と、コカ・コーラよろしく、スカッと爽快!

とまではいかなくとも、一転して「希望」をのぞかせる結末に。

国際ニュースなんかみても、アメリカは相対的にパワーを失いつつあるけど、「すてたもんじゃねえ」とばかりに、明るい兆しがあることに気づかされる。

鳴り止まぬテキサスロングホーン

この『世界侵略のススメ』、思秋期のスタンハンセンを想起させるような映画だった。

あの頃、ハンセン(=アメリカ)にはだれも寄せ付けぬ強さと勢いがあった。しかし、年をかさねるに連れ、パワーが落ちていき、三沢や川田などの新世代(=新興国とくに中国)の突き上げもあり、輝きをうしなっていく…。

しかし、やられながらも、相手の一瞬のスキをついてウエスタン・ラリアット一閃!!!

「おお、ハンセン!まだまだいける〜」

『ウィーーー!!!』

 

試合終了後も、ハンセンのテキサスロングホーンは鳴り止まない。

そんな「余韻」がいつまでも続くような映画だった。

 

なんだか、わけがわからなくなってきたよ….。

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