【レポート】「EVERNOTEを最強の営業ツールに」に登壇(Evernote Days 2014 TOKYO)

【レポート】「EVERNOTEを最強の営業ツールに」に登壇(Evernote Days 2014 TOKYO)

“小さな組織が大きな仕事をつくる”のに最適な『武器』の一つがEvernoteです。

7月11〜12日、日本科学未来館にて開催された「Evernote Days 2014 TOKYO」。私にとって密度の濃い二日間となりました。

テーマは「記憶の未来」。

【レポート】「EVERNOTEを最強の営業ツールに」に登壇(Evernote Days 2014 TOKYO)

イベントのまとめ的な記事は、Flick!Newsさんが早くて詳しく紹介されていますので、そちらを参照ください。

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マインドマッピングを使っての初プレゼンに臨む

私は一日目の午後のセッションで「Evernoteを最強の営業ツールに」について堀江さん(@kenji904)と一緒にお話させていただくことになっていました。

EvernoteJPのジェネラル・マネージャー井上健さんによる冒頭のあいさつ中、私はMacを開いてマインドマッピング作成ツールMindMeisterで作成したプレゼンマップの最終チェックをしていました。実はMindMeisterを使って、大人数の前でまともにプレゼンするのは今回が初めてだったのです。

【レポート】「EVERNOTEを最強の営業ツールに」に登壇(Evernote Days 2014 TOKYO)

一画面でプレゼン本番前にさっと全体像を把握できる

MindMeisterであれば、一画面でマップをつくり、同一画面上でプロジェクターに映し出したいスライドの設定ができます。これがとても簡単。しかも従来のパワーポイント資料だと紙芝居でパラパラみて全体チェックをしますが、マッピング資料だと一枚で全体をさっと俯瞰・把握できます。

それぞれの関連性もブランチ(枝)でつながっていますので、プレゼンの流れも自然とあたまの中に入り込んでいく感覚になります。プレゼン本番前にさっと全体像と流れを把握できます。

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※マインドマッピングについて関心がある方は当研究所が運営するMindMapping.jpへ!

紆余曲折を経て最強の営業ツールとなったEvernote

そしていよいよ講座です。

下の写真二枚はflick! Newsさんの記事よりお借りしています。
(Photo by EVERNOTE DAYS 2014 TOKYO 1日目 | flick! News)

【レポート】「EVERNOTEを最強の営業ツールに」に登壇(Evernote Days 2014 TOKYO)
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どのような流れで講座を進めるか?については、堀江さんやEvernoteの中の方とスカイプなどで事前に打合せをしました。

ある日突然いきなり最強の営業ツールになったわけではなく、紆余曲折を経てのプロセスがあったわけですね。そのプロセスを4つのフェーズにわけて段階を追って進めていこう、ということに。

情報を「① 貯める」→「② 磨く・育てる」→「③ 整える」→「④ 共有する」というフェーズを経て、最強の営業ツールに。各フェーズにおける堀江さんと私に互いの仕事で該当するEvernote活用Tipsやエピソードを紹介していきました。

ワークスタイルの違いがそのまま使い方に現れる

興味深かったのは名刺管理にしても、二人のワークスタイルが違いがそのままEvernoteの使い方にも現れていたこと。ほかにもたくさんありますが、以下いくつか挙げてみます。違いがおもしろいです。

ちなみに、堀江さんは組織人としてEvernote Businessを導入、私はフリーランスとしてプロジェクト案件ごとに外部メンバーとチームを組んでEvernote プレミアム版を活用しています。

名刺管理

  • 堀江:重複OK・絶対大切なモノはカメラで撮影しておく。あとは1週間に1回ScanSnap。1回探した名刺はタイトルをきちんと入れる。名刺情報をメールなどで送るときはEvernoteのノートにテキストを打ってコピペするコピペ帳にして検索精度をあげています。
  • 川添:基本的に名刺は管理していない(2~3年前まではスマホかスキャナースキャンしてEvernoteに保存していた)。理由は、そもそも探したり見返した試しがない、またSNSでつながってやり取りするのでとくに必要性を感じていないため。住所等はググれば出てくる。ただ例外的に、普段SNSをしていない人(行政や年配の方など)の場合のみスマホスキャンしてEvernoteへ保存しています。

仕事のネタ帳

  • 堀江: WEBクリップが多い。POCKETと併用
  • 川添: 全ノートの大半がネタ情報。WEBクリップ(Evernote Clearly)がメイン、POCKETは使っていない。

仕事の運営マニュアル

  • 堀江:マニュアルはEvernoteBusinessで権限管理
  • 川添: 個人用はEvernote、チームの場合はDropbox

会社のプロジェクト

  • 堀江:そこそこの規模で長く続くプロジェクトはノートブックをつくっている。短いものはノートのみ
  • 川添:フローな情報はSNS、打ち合わせメモなどストック情報はノートブック作成してメンバーと共有

イベント前に、あらかじめEvernoteのノートブックを共有し、互いの使い方や流れを理解していたこともあり、プレゼン後のトークセッションも含め、講座全体をスムーズに進行することができました。

気がつけばあっという間に時間が過ぎ、盛況のうちに講座終了。どこまで参加者の方々の参考になったのかはわかりませんが、なにか一つでも活用のイメージをつかんでいただけたらと思います。

大きな収穫を得た二日間

今回のイベントを通じ、ユーザーはもちろんパートナー企業の方とも貴重な話をお聞きすることができました。また普段は遠くに離れている他のアンバサダーの方々ともつながることができたのは大きな収穫となりました。

石井裕さん、茂木健一郎さん、藤野英人さんほか数々の講演やセッションで得た知識と、Evernoteというフィルタでつながった方々とのネットワークはこれからの私の生き方や働き方を大きく変えると確信しています。

それにしてもEvernote、もはやアプリの枠を超えていますが、ほかに何と表現したらよいかいまだに言語化できません。100人ユーザーがいたら100人の答えがあるだろうと再認識しました。

林信行(@nobi)さんのこのツイートがなんとも象徴的。

 



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