Life  投稿日:2017年5月18日

プロレス観るのは趣味であり仕事でもある

プロレス観るのは趣味であり仕事でもある

どうも、「あらゆる世の中の事象はプロレスに通ず」と信じてやまないゾエ(@kawazoezoe)です。

さて、ここにきて日刊SPA!より “天才”武藤敬司に関する記事を見つけたのでシェアしますね。

元祖「パラレルレスラー」

巷では「新しい働き方」といった文脈で、パラレルワーカー(複数の仕事を同時並行で)なんてのが流行っているけど、武藤敬司こそワーカーもとい「パラレルレスラー」の元祖。

そうもう一人のキャラが、グレートムタね。

 

一般的に、、、

本来の自分とは別キャラでリングに立つのって、自分を抑えないといけないところがある。

たとえば、今は亡き三沢光晴。

彼は二代目タイガーマスクのときに相当な葛藤があって、しまいにはリング上でマスクを脱いで投げ捨てた。

その沸々としたジレンマが原動力となって、その後鶴田超えを果たしエースになった。

武藤と三沢の違い

で、武藤と三沢の違いはなにかというと「主体性」。

あくまで三沢の場合は、全日本プロレスという会社からの指示命令でタイガーになったわけで、そこには義務感がある。しかも初代タイガーの二番煎じという世間の目もあった。

武藤はというと、記事にあるように”自分をつくっていく”という発想で、グレートムタをみずからの手で創り上げた。

武藤が口にした“つくる”は、もちろん“作る”ではなくて“創る”だ。大げさにいえば、自分のあり方、自分のキャラクター、自分が表現したいものをいかにクリエイトしていくかということである。

そこに責任感はあっても、義務感はない。

プロレスラーは頭のなかに描いている自分のイメージ(とその動き)をリングの上で実験・実践してみることのできる人たちだ。時間とエナジーをかけて、いまいる自分を少しずつそのイメージに近づけ、やがてそれを現実にしていくこと。こうありたいという自己を創ることができる。こんなすごいことを武藤はふだん着の感覚でとらえていた。

 

ポジショニング戦略

で、グレートムタは当初海外のリングで活躍したレスラー。

当時のアメリカのリングを見渡したときに、武藤敬司のままよりも、東洋風の神秘なヒールキャラで乗り込んだほうがうまくいくのでは?と推し量った。結果、これが大ヒット。

そんな発想って、普段から自分を客観的に見れていないとできないだろうし、うまいことポジショニングを勝ち取った。

 

こちらは武藤のインタビューコメント。

ムタ誕生の発想のプロセス、たんに思いつきではなく戦略的…。

「リングの中の技術を100%を身につけたとしても、アメリカン・プロレスというカテゴリーの中では多分40%にしか過ぎない。残りの60%はもっと違ったものなんだよね。やっぱりエンターテイメントだから、ルックスであり、喋りであり、身体のデカさであったり、筋肉だったり…人に好かれるか、好かれてないかも重要視されているよ。プロレスは点ではなく線として見せるわけだし、そこには飽きさせないように工夫しなきゃいけないだろうし、当然ストーリーも重要になるしね」ジャスト日本のプロレス考察日誌より

遊びのなかにある仕事の要素

で、なにが言いたいかというと、「プロレス観ようぜ」というつもりは毛頭なくて、

プロレスならずとも趣味や遊びの領域を構造的に掘り下げてみることで、「つまりこういうことか」「こうしたらいいかも」と、仕事にも相通じる要素が点在しているんじゃないかってこと。

以前書いたけど、キムタク市長なんかね。

キムタク市長「僕は遊んでいるように見えるときが一番仕事をしている」仕事で大切なことはトヨタのCMに凝縮されている

ふだん着感覚でOK

一般的に、、、

仕事に活かせるような気づきとか、クリエイティブな感覚って、身につけるの案外むずかしかったりする。

世に溢れるビジネス本読んだり、外部セミナー行っても頭ではわかる。でもそんな情報、ググればたくさん出てくるし、イマイチおもしろくない。「なんかそれ見たことある」という既視感も。

情報にあふれた今の時代、自己変容が起こるのは、やはり自分の興味・関心ゴト(この場合プロレスね)の延長線上にある「点」が、「あ、なるほどこんな発想があったか」てな感じで「線」でつながったときじゃないか。

かといって、別にリキむ必要はない。

こうありたいという自己を創ることができる。こんなすごいことを武藤はふだん着の感覚でとらえていた。

そう、ふだん着感覚でOK。でないと趣味なのに疲れちゃうよ。

趣味であり仕事でもある

タレントのプチ鹿島氏が言うように「プロレスは教養であり、あらゆる世の中の事象はプロレスに通ずる」のだ。

その意味で僕にとって、プロレス観るのは趣味であり、仕事でもある。

プロレスから学べることは多い。

(img via:Andrew Quentin)

Small team, great work... スモールビジネスでいこう! [Z]

このブログは、Evernoteでネタを貯め、MindMeisterでアイデアを体系化・整理しています。

川添祐樹(Yuki Kawazoe)
サラリーマン、NPO、経済産業省調査官(クールジャパン担当)、フリーランスなどさまざまな仕事経験を活かし、現在はITネット活用のコンサルティング・研修講師などの事業支援を行う。

・世界700万ユーザーのクラウドマインドマップ「MindMeister」のエバンジェリストとして、日本市場の拡大に従事。
・Evernoteコミュニティリーダー。
・ZOELOGは31万PV、福岡県糸島市在住。
[もっとくわしく]

クラウド型マインドマップ「MindMeister(マインドマイスター)」