「会社を辞めて独立起業したい」という相談を最近よく受けます

ゾエ (Yuki Kawazoe) 

このところ、「会社を辞めて独立起業したい」という相談を最近よく受けます。
すくなくとも週に一度は相談があります。ここ一ヶ月はそれ以上。

もともと組織人だった私も独立したクチなので、相談時には当事者として自分の経験談を話し応えます。

中には、今ひとつ決め手に欠けるのか、悶々とした様子の方もいます。

「独立してやっていけるだろうか」
「起業してうまくいくだろうか」

「そんなのやってみないとわかんないよ!」「イケると思えばイケるんじゃなの?」と心の中で叫びますが、あまり無責任なことも言えません。「川添さん、どう思われます?独立したほうがいいですか?」と私自身に結論を委ねられることもしばしば。「んー、知らんがな」。

そんな彼には、私自身がふだん使っているモノサシを紹介します。

かつて会社勤めだったときの尊敬する営業マネージャから教えてもらったモノサシです。私が「目の前の大型のプロジェクト案件を取りにいくべきか?」と考えを巡らせ決めかねていたとき、そっと教えてくれたのを覚えています。

「目の前に棒が立っていて、てのひらの上にはボールがある。そのボールは今いるところから投げたときに当たるか当たらないかの微妙な距離にある。さて、君はボールを投げたら棒に当たると思うかい?イメージできなければバスケットボールでもいいよ。シュートをしてバスケットに入るだろうか?」

微妙な距離」というのが勘所で、それは「会社辞めるべきか?転職か?起業すべきか?」といった今の彼の微妙な心境と重なりあいます。「当たる!」と思えばうまくいくかもしれないし、「自信ないな」と思えば、独立しても自分が思い描いたようにはいかない可能性が大きいでしょう。

うまくいくかどうかというのは、案外そんなものだと私は思います。

マネージャには、「なぜボールと棒になぞらえたのか?」など詳しくたずねませんでしたが、

きっと、それはなんでもよくて

  • 気持ちは前向きか?
  • 自信はあるか?
  • 覚悟が決まっているか?

などと、無意識に自分に問いかけることで、自分との対話をうながすきっかけをくれたんだと今でも感謝しています。

日々私たちの前には多くの選択肢があらわれます。

  • 会社を辞めて独立起業すべきか?
  • 大型案件をとりにいくか?
  • 今の組織に人的投資をすべきか?

差し出された機会に対して、アクションを起こすか?現状維持のままか?

熟考しても決めきれないとき、モノサシを用いることで、悶々と悩まずに済みます。

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(photo by dprotz)



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