
“よい仕事は、おいしい食事から”
先日ビールのつまみをと、ドラッグストアに立ち寄ったら、ヒザ下くらいのところに『お豆さん』の袋がならべられていたのです。
なんてことないよくある豆菓子なのですが、あえて連呼しますが、名前が『お豆さん』ですよ、お父さん。
【追記】
翌朝、「おとうさん」ではなく「おまめさん」と読み違っていたことに気づきました。経緯とお詫びを「『お豆さん』の思い込み。ダサいのはむしろ私の方でした」に書いています。
“ダサいい”商品に手をのばすクセ
私は昔から、思わずつっこみたくなるような“ダサいい”ネーミングの商品に手をのばすというクセがあり、ほかのつまみには目もくれず、お豆さんをわがものに。
それはなぜか?
そこから先のことを妄想させてくれるからです。
- 果たしてメーカーは、「これはイケる!」と思って市場に出したのだろうか?
- 商品開発担当と営業担当が会議で案を出し合って、2〜3に案をしぼり、経営会議にかけた。そしたら社長の『お豆さんが、いいんじゃないか』という鶴の一声で決まったのではないか?
- 各担当者も、まさか一番ありえないだろうと内心思っていた案が選ばれやや焦り気味。でも社長が決めたことなので、だれも対抗できない。
がんばっている姿が透けて見える
これらはあくまで妄想です。
ほんとに不思議なんですが、あれこれ考えるほどに、未完成ながらも開発者側のがんばっている姿勢が透けてみえてくる。
TVCMをバンバン流して、だれもが知っているような一流メーカーの完成された感のある商品だと、そんな妄想にはいたりません。その余地がないと言いますか、たとえ妄想してもおもしろい発想ができないのです。
その先の物語が「価格以上の価値」
商品の中身はコモディティでも、なにか一つでもキラリと光る“ダサよさ”を感じることができれば、そこから先の物語に想いをはせることができる。私にとってはそれが「価格以上の価値」です。
だから一度買ったからにはタダでは終わらせません。実際こうやってブログに書いていますから!10分ちょっとで書き上げた。
妄想はイメージを広げてくれることもあって、よい頭のトレーニングにもなっています(そのつもり)。
Small team, great work… スモールビジネスでいこう!
“はたらく”を軽くしよう!
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