なぜEvernoteは嫌われないのか?

ゾエ (Yuki Kawazoe) 
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昨日は某業界団体さま主催の「小さな組織のEvernote活用講座」というテーマでの勉強会に講師としてお招きいただきました。

ちょうどその前日にアンバサダーとして一部寄稿した『Evernote情報活用術』という新刊本をたずさえて勉強会にのぞんだわけですが、この本、なかなか好評。ええ、もちろん講座も好評でしたよ。

「新しいワークスペース」

なぜEvernoteは嫌われないのか?(photo by Evernote Blog
このブログでも再三言っていることですが、Evernoteは単なるアプリではないということ。彼らの定義は「新しいワークスペース」。講座では、機能とかスペックとか操作方法などテクニカルな話の前に、まずは企業姿勢やビジョンをまずは理解していただくところからはじまります。

とくに経営にたずさわっている方は、共感されることが多いです。昨日もある経営者の方が、「まさに自社がめざすプラットフォームとしての事業戦略と同じだ」とおっしゃっていました。

前段でお話した内容の一部は以下のような感じでした。

タコの吸盤のごとし

Evernoteはなにが良いかといえば、「シガラミ」がないこと。ダイソンみたいに静かでスムーズな吸引力をもって、タコの吸盤みたいになんでも無理せず、くっ付けられる。日経新聞や伊藤園、KOKUYOなどあらゆる企業とのパートナーシップ、用途や職種などユーザーを選ばないところなどはまさに。

無料でも十分に使えるし、OSにも依存しない。マス広告も打たない。主張しすぎず、かつ洗練されていて目立ったライバルもいない。

既存の市場を奪わない

もうひとつ、Evernoteのよいところ。既存の市場を奪わないこと。つまり同じ枠内で勝負をしない

既存市場で競合を競り合ってユーザーを取り合うのではなく、パートナー企業とともに新しい市場・価値を創っている。ゼロサムによって誰かがマイナスになることもない。「おれ、Evernoteって嫌い」というユーザーに会ったことがありません。「うまく使いこなせないからキライだー!」という言葉はよく聞きますけど。

目指すのは、ナイキのような“ブランド”

なぜEvernoteは嫌われないのか?CEOのフィルがつねづね公言しているのが、「100年続く企業」。現在、多くのユーザーにとってEvernoteは便利なクラウドサービスと映っているはずです。 おそらく今と同じような事業路線では100年後は存在していないでしょう。だからブランドを目指す理由がここにあるわけです。

ナイキはもはや靴屋ではないですよね。「スポーツ」「ヘルスケア」という文脈をもって、私たちの生活領域でビジネスを広げています。

【関連】Evernote が目指すのは、ナイキのような“ブランド”

仕事の生産性にフォーカス

ファルダやスライド、Eメールといった旧来からの“変化しない”仕事ツールをフラットな一つのプラットフォームで一元化し、ムダをなくそうとする「新しいワークスペース」をかかげるEvernoteの奥深さをひしひしと感じます。

どの企業にもすぐに適用できるわけでないでしょうが、生産性にフォーカスを当てた仕事をする上では、理にかなっていると思います。むろん本来はそうあるべき。

一方で、理にかなっていない旧態的な日本式の仕事場に風穴を空けるような新しいワークスペースになることを期待しつつ、アンバサダーとしてこれからも普及活動をつづけていきます。

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【関連】スモールビジネスに役立つ「ワークスペース」という考え方|Evernote Blog

 

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