絵本はアイデアを生み出すメディアである

ゾエ (Yuki Kawazoe) 

僕にとっての絵本ってのは、奇想天外な発想をうながすメディアみたいなものである。

斜め後ろからアイデアがポーン!

子どもに読み聞かせをして10年以上になる。

今ではあの固い表紙を一度開いて閉じるまでの間に、2〜3個くらいはアイデアのひっかかりみたいなものが、身体に吸い付いてくるようになった。

アイデアってのは、たいてい 自分の脳みそを基点にして、その横か縦の延長線上からわきあがってくるもの。でも絵本を読んでいると、横でも縦でもなくて、ちょうど斜め後ろあたりから、ポーン!っとわきあがってくるから不思議。

「え!?そこかよ!その発想はなかった…」と面食らうこともしばしば。

発想が寛容になる『にんじゃサンタ』

『にんじゃサンタ』(丸山誠司)も、そんな類の絵本のひとつ。

「サンタが忍者?にんじゃそりゃ〜」とツッコミたくなるものの、その大胆な絵の世界にひきこまれていく。それでいて小気味よく話が進んでいくものだから、気がつくと、「サンタが忍者になってもいいじゃん」と、発想に寛容になっている。

もうね、気が置けない絵本の仲間入りですよ。毎年クリスマス時期の山下達郎さながら、12月の定番絵本に。

自問自答する『どろぼうがっこう』

あと好きなのが『どろぼうがっこう』(かこさとし)。あのですね、これはヤバいっす。

昔から「盗人にも三分の理あり」っていうけど、泥棒に対する見方が変わる。

泥棒はたしかに悪いんだけど、その一方で「オレって普段からモノゴトに対して、偏った見方してないか?」と、読むたびに自分が自分に問いを投げている。

価格からは計れない絵本の価値

絵本って、当然ながら絵がメインで文字量が少ないし、最初から読み手に答えなんてものを提示しない。ポジショントークもへったくりもないわけで。

どう解釈するかは(別にしなくてもいいけど)、読み手の空想にゆだねられるし、いつ読んでも新しい気づきや発見がある。

だから、われ思う。

絵本の価値ってのは、決して価格からは計れないと。

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