「それってAIで代替できるの?」という視点で仕事をしています。

「それってAIで代替できるの?」という視点で仕事をしています。(朝10時ごろ長垂海浜公園にて)

ivcon
川添(@kawazoezoe)です。

先日とあるプロジェクトの報告かねたふり返り投稿をしました。

[報告] 全国180自治体に一斉アンケート調査、TV新聞など全国13媒体に取り上げられました!

このプロジェクトもそうなのですが、私がふだん仕事を受けるときの「視点」のひとつについて、いつも考えていることを書きます。

未来に向けた仮説検証

それは、「その仕事が将来、AI(人工知能)に置き換えられるのか?」ということ。

今回の一斉アンケート調査も来るべき未来に向けて、上の仮説を検証する意味がありました。

実際にやってみてわかりましたが、結果的には「AIでできること」と「人間でできること」に二分されます。

ポイントは両者の線引き

ポイントとなるのは、両者の線引きです。

つまりどこまでがAIで、どこからが人間が担うのか。

検証をするために、今回のプロジェクトの流れをまず分解してみます。

  • 調査対象リストアップ
  • 調査依頼文作成
  • アンケート内容の設計
  • 評価基準および配点の策定
  • アンケートフォームの作成
  • 事務局窓口の設置
  • 調査依頼の送付
  • ニュースリリースの作成・配信
  • 調査結果の収集
  • 調査結果の集計
  • 調査依頼のリマインド
  • 依頼先からの問合せ対応
  • メディア対応

まだあると思いますが、ざっとこんな感じです。

計算・パターン化できるものはAI

たとえば「調査結果の収集と集計」「ニュースリリース」「依頼文作成と送付」「フォームの作成」あたりは、これらは間違いなくAIにお任せになるでしょう。

理由はいろいろあると思いますが、

  • 手順が示せるから。つまり誰かに「この作業をお願い。これマニュアルね」と引き継げるかどうか。つまり作業内容に汎用性があるってことですね。
  • パターン化できるから。同類の調査は一般的によくあります。それらの過去データを認識させて、学習させればリリースや案内文くらいすぐに出してくれるでしょう。
  • 計算できるから。今回の集計はエクセルで関数を使って、一定の条件を加えることで自動的にポイント集計&ランキング表示できるようにしましたが、これぞまさにAIのなせる技。

手続き化が安易ではないものは人間

これらとは反対に、手続き化が安易ではないもの、「アンケート項目の設計」「評価基準策定」は、そのときどきの状況によって「なにに対して重み付けをすするか?」などが変化しますので、チームによる協議が必要となります。

「おれはこれを重視したい」「いややっぱりあれだろ」と主観をぶつけつつ、最終的に落とし所を見つけます。これは計算してはじき出すことはできません(ゆくゆくできるかもしれないが)。

あと「各メディアの個別対応」なんかも一次対応はAIでOKでしょうが、インタビューに答えるとか露出をともなう場合もあるわけで、完全にAIでというわけにはいかないでしょう。

AIに任せるところは任せる

ネット系の仕事を長らくしていると、技術の進展にともなうビジネスの栄枯盛衰を身をもって体感しています。

たとえば、翻訳。

それまでは翻訳ができる人に有償で依頼していましたが、ほぼGoogle翻訳で事足ります。100%の高精度とまではいかずとも、70〜80%くらいまで訳してくれれば、あとは私が補完すればたいていOKです。

Google翻訳の精度がすごいので、もうクラウドソーシングにコストかけなくて済む

戦々恐々としすぎるもの精神衛生上よくありませんが、つまるところ、AIに任せるところは任せて、人間だからこそ発揮できるパフォーマンスは何かをつねに追求していきます。

それゆえに「それってAIで代替できるの?」という視点を当面持ち合わせておきたいと思います。

このブログは、Evernoteでネタを貯め、MindMeisterでアイデアを体系化・整理しています。